データサイエンティストの海外就職の可能性。必要資格や実際の需要

ブレナー真由美

せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。

今回は、体験セッションにお越しになる方からもご質問の多い、

【データサイエンティスト】の仕事、この分野での海外転職の可能性、成功例、キャリアについてお話をさせていただきたいと思います。

体験セッションにお越しになる方で、「データサイエンティスト」を目指している方も一定数いらっしゃいます。 

「今は、●●●の仕事をしているのですが、将来データサイエンティストとしてキャリアを築いていきたいと思っているのですが」

「現職は、ITエンジニアとして仕事をしているのですが、データサイエンティストとなると海外でも転職は可能でしょうか?または可能性は高くなるのでしょうか?」

「データサイエンティストとは実際にはどのような仕事の内容になるのですか?」とこれからこの分野で一からスタートしたいという方からもご相談があります。 

ではまず、

目次

データサイエンティストとは?

統計やAIの知識を用いてデータ分析を行い、企業の課題解決を支援する人材と定義されています。

2007年にその言葉が新語として出てきたようで比較的新しい仕事で、言葉は聞いたことがあるけれど実際にどんな仕事なのか?わからない方も多いかもしれませんね。

大容量で複雑化したデータ、つまり「ビッグデータ」を扱う専門家です。

更に「ビックデータ」のワードの説明をすると、このワードも聞いたことはあるけれどという方多いのではないかと思います。 

従来のデータベース管理システムなどでは記録や保管、解析が難しいような巨大なデータ群。明確な定義があるわけではなく、企業向け情報システムメーカーのマーケティング用語として多用されています。

では、具体的にデータサイエンティストはどのような仕事をする?

データサイエンティストは、莫大な量のビックデータを収集し、統計学やITスキルなどの専門知識を駆使して分析する仕事になります。

さらに、分析したデータからビジネス上の課題を発見し、企業が利益を生むための戦略を導き出していくこともデータサイエンティストの仕事に含まれます。

ビックデータを分析することにより、これまで見えてこなかったビジネス上の課題が見つかるなど、企業経営を大きく左右することもあります。

あるいはデータサイエンティストの打ち出した施策が発端となり、新商品や新技術の開発につながることもあります。

日本でデータサイエンティストを積極的に採用している会社上位10社は

  • 1位 ソニーグループ
  • 2位 キーエンス
  • 3位 野村総合研究所
  • 4位 NTTデータ
  • 5位 日立製作所
  • 6位 トヨタ自動車
  • 7位 東ソー
  • 8位 東京エレクトロン
  • 9位 日鉄ソリューションズ
  • 10位 アイシン

 (23年四季報やIT業界に特化した人材エージェントのデータを参照)

私の独自の分析では、日本でも新しいテクノロジー、イノベーションを積極的に取り入れている会社や各分野のデータをまとめてレポートしている野村総研など。世界でも名の知られたメーカーが多くデータサイエンティストを採用していることがうかがえます。 

・シンクタンクやリサーチ会社
経営コンサルタント会社
・IT系企業、SI企業、Web系企業
・ゲーム会社、ソーシャルゲーム会社
・大手総合メーカー
自動車メーカー
・銀行、証券会社、保険会社などの金融系企業

など。

この他にも製薬業界、ヘルスケア業界、広告業界、アパレル業界、電力業界など、勤務先の業界・会社は多岐にわたるようになっています。

今のところは、中小企業よりも大手企業のほうが、データサイエンティストを積極的に募集している傾向にあるかと思います。 

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具体的にどのような道を通ったらデータサイエンティストになれる?

多くの求人募集の内容を見ると 

  • 学歴: 通常、数学、統計学、コンピュータサイエンス、工学などの分野の学士号または修士号
  • 資格: データサイエンスや関連分野の専門資格(例: データサイエンティスト資格、機械学習専門家資格)などになります。 

少しIT経験、例えばSEやプログラマーとは違います。

必要とされているのは、

  • 数学や統計学の知識
  • Pythonをはじめとしたプログラミングの知識

ITエンジニアやプログラマーからの転向もありますが、それよりも

研究職、アナリスト、マーケターなどで特にデータ分析に力を入れていた方の方がチャンスが高いと思います。

海外の場合の職種はこんな役職が多いと思います。

  1. 機械学習エンジニア(Machine Learning Engineer)
  2. ビジネスインテリジェンス(BI)アナリスト(Business Intelligence Analys)
  3. データエンジニア(Data Engineer)
  4. データアナリスト(Data Analyst)

実際のデータサイエンティストの就職事例

私のクライアントさんでこの分野で海外転職を成功した方ですが、

シンガポール転職成功をしたYさん

エンジニアとして日本で5年間経験を積んだのち、コンサルタント・データサイエンティストとして国内で転職をされました。在職中にシンガポールに出張を何回か経験し、アジアに魅力を感じ、特にアジア、オセアニアのハブになっているシンガポールで現地採用の枠で転職をするために、

Master of Information Technology in Business の修士プログラムに入学しました。

彼のように、世界でも難関と言われている大学がシンガポール、香港、マレーシアなどにあります。

少し話は反れますが、アジアの大学院などに行き、そこで学位を取り、そのまま現地に残って、希望する分野で現地の大手の会社や外資系の会社に入って活躍されている方も数多くいらっしゃいます。

Yさんの場合は修士プログラムを取得後、シンガポールで転職活動をしました。 

私がしたサポートとしては、1年間のコーチングで、キャリアの棚卸からレジュメを作成、LinkedInをアップデート。求人サイトや日系、現地の人材エージェントにも登録。 相当面接対策もしました。 日本と英語で想定される質問です。 このあたりはキャリアの棚卸から満足した、成果を出した過去のエピソードをきちんとまとめて練習をされました。

その間に、Machine Learning用のPythonパッケージを開発してGitHubで公開などもされ、面接用のプレゼン資料やポートフォリオ作成もかなりされました。

Yさんは、面接のチャンスがあればどんどん受けました。ビザが無い状況だったため、書類選考でなんの返事もない状態もなんども続きましたが、それでもめげずに応募はどんどんしていき、その結果、日系の大手の電機メーカーでデータサイエンティストとしての職を得ました。 

この分野は、かなり知識や経験、資格が求められる分野です。シンガポールはビザ取得の条件を学歴、月収、実務経験を明確に示しており、そのハードルはとても高いです。

目指す国、職業など早めに目標を立て、焦って転職ではなく、このような分野は少し時間がかかっても必要な資格、経験などを積んでいってから望めば、その夢は叶うと思います。 

これらのポイントを意識しながら、海外のキャリアを実現するための具体的なステップを踏むことが重要です。

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