
こんにちは、せかいじゅう海外転職キャリアコンサルタントのセイ佳子です。
海外で仕事を探すとき、自分が今まで経験した仕事をそのまま続けられればラッキーです。
自分の今の仕事が海外で通用するのだろうか?
そもそも自分が行きたい国に同じような仕事はあるのだろうか?
どんな経験を積めば海外で就職できるのだろう?
と疑問に思うことはありませんか?
海外転職を目指すなら、その国の需要に合わせて自分のキャリアを作っていくことが必要です。
海外転職に向けたキャリアプランに必要なこと
海外転職をするために日ごろから語学やスキルの習得にがんばっていても、そのスキルが移住先の国で必要とされていなければ元も子もありません。
日本の就職市場と海外の就職市場は同じとは限りません。
日本で一般的な職種が海外にはなかったり、日本で需要の高い仕事が海外では低いこともあります。
正しい努力をするには、移住先の国で求められているスキルを理解し、それに沿ったキャリアアップをしていくことが大切です。
どんな仕事があるのか
海外就職市場を知る一番てっとり早い方法は、LinkedInの仕事検索で興味のある国を指定して、どんな仕事が多いかを調べることです。
今どの国でどんな仕事の需要が多いのかがわかります。


同じ内容の仕事なのに、日本では聞いたことのないポジション名がついているかもしれません。
日本とは違うポジション名で呼ばれているかもしれません。
海外では日本より特定分野の専門性を求められる傾向にあるので。職種名やポジション名が細分化されていることはよくあります。
さらに見ていくと、その仕事に就くにはどんなスキル、経験、学歴が必要なのかもわかります。
契約形態や会社の情報も出ています。さらに給料が載っていることもあります。
いつもみていると、国別職種別平均給与もだんだんわかってきます。
興味のある職種についてはよくチェックして、国や都市別に比較するのもおもしろいですね。
求人の数は半年違うだけで変わってしまう場合もあります。
また一年の中で求人が多い月と少ない月があるというように、季節要因もあります。
時代によって求められるスキルも少しずつ変わっていきます。いつも見ていると世界の国で求められるスキルの傾向もわかってきます。
ターゲット市場に合わせたキャリア構築
移住候補の国にどんな仕事があるかわかったら、今の自分に足りないスキルや経験は何か?どんな資格が必要かがわかります。
それを自分自身のキャリアプランとすり合わせて、キャリア開発プランを立てましょう。
海外では日本より実務経験が重視されることが多いので、日本にいるときからしっかりと専門分野の経験を積んでおくと、海外での就職でアピールできるしビザも取りやすくなります。